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外貨の魅力

外貨に魅力を感じますか?

意見はさまざまだと思いますが、今回は外貨のいいとこにスポットを当ててみましょう。

円資産だけのリスク

お金は『円・¥』で持つのが当たり前。と考える方は多いでしょう。確かに日常の支払いを『ドル・$』で支払う人はいないでしょう。だから『円』だけで大丈夫、『円』しか信じられないと思いがちですが、果たしてそうでしょうか?

外国のお金に注目

この10数年をみると、外貨建金融資産は増えてきています。理由としては、日本の超低金利に対して、諸外国おもにアメリカなどの高金利によるものです。
しかし、このところ外貨の金利は、かつてほどではありません。にもかかわらず外貨建資産の人気は決しておとろえてはいないようです。
その理由をみていきましょう。

円の価値が下がる⁉️

ご存知のように我が国の債務(借金)は、増加傾向にあります。GDPに対して2倍以上にまで国の借金が膨れあがっています。この状況が続くと、円に対する信用力が下がり、価値も下がる可能性があるということです。円資産だけだと、資産価値が減っていくかもしれません。

インフレに備えましょう❗

インフレになったとき、円の資産だけだと価値が半分になる可能性があります。
インフレで物価が上がった場合、100円で買えていたものが、200円出さないと買えないという状況になります。それは、円の価値が下がったと考えます。
そうなった時の資産の目減りを防ぐために、円以外の金融資産の保有をするという考え方が必要になってきているのではないでしょうか。

外貨の魅力

外貨は資産を育て守るための選択肢のひとつです。

アメリカドルの魅力

外貨の中でも一番親しみのある外貨でしょう。
世界の通貨流通量のうち、全体の4割以上を米ドルが占めています。国際通貨の中で中心的な役割を果たしている通貨を「基軸通貨」といいます。
アメリカの経済的な信用力は高く、安全性も含めて他の通貨に比べて流通割合が上下することはあっても、今後も米ドルは世界の基軸通貨として、多くの流通量を占めていくと予想されます。

世界で信用力が高く市場規模のある通貨のことを、「主要通貨」といいます。米ドルの他には、EU諸国のユーロ、日本の円、イギリスのポンド、豪ドルやカナダドルなどかあります。

オーストリアドルの魅力

豪ドルも注目される外貨です。その理由としては、オーストラリアは先進国の中でも財政状態が健全で、比較的高い金利水準であること。また、資源国でもあるので、原油高などにも対応力が高く、インフレに強いということになります。

また、観光大国でもあるので、運用だけでなく旅行や将来のロングステイ先に考えられているようです。高い関心を集めていますが、国際的な資源価格の影響を受けやすく、通貨の流通量が少ないことには留意しておきましょう。

円高・円安

円高なのに安くて、円安なのに高い⁉️
そこが、理解しきれないところ⁉️

1米ドル=100円から、1米ドル=80円へ
これは、円安か円高どちらでしょう?
この場合は、円の価格は下がっていますが、『円高』といいます。
1米ドル=100円から、1米ドル=120円だと、
円の価格は上がっていますが、『円安』と言います。

為替レート

ここで、為替に関する用語について

外貨建金融商品の売買にあたって、円と外貨を交換する際に為替手数料がかかります。
各金融機関は、この手数料を加味して3つの「為替レート」を定めています。

・TTS 対顧客電信売相場 ・・・ 銀行からみて、お客様に外貨を売る為替レート
・TTB 対顧客電信買相場 ・・・ 銀行からみて、お客様から外貨を買う為替レート
・TTM 対顧客電信仲値相場 ・・・ 手数料を加味しない為替レート

・クロスレート ・・・ 米ドルを基準として、各通貨の対米ドルレートを組み合わせて為替レートを決定する為替レート。この事からも、米ドルが世界で最も信用力のある通貨だということがわかります。


為替リスク

為替の変動によって、差益と差損の両方が生じます。

リスクをどう捉えますか?

為替というものは、常に変動しています。短期的にみてみると、価格が下がるということもありますが、長期的にみてみると下がったものは、また上がります。
上下を繰り返しているということになります。為替レートの推移をみてみるとよくわかります。
そして、それは各国の通貨によっても変動の時期が違っています。
このような事から、為替の変動をリスクとして捉えるのではなく、チャンスだと捉えてみてはどうでしょうか。
為替レートが下がっている時(円高)は、買いのチャンスです。
為替レートが上がっている時(円安)は、売りのチャンスです。
円高・円安は、どちらもチャンスになるのです。
そう考えれば、リスクではなくなるでしょう。

短期戦だけでなく長期戦も視野に入れて

円高で買い、円安で売り。そうだとわかっていても、タイミングよく売買できるとは限りません。
できれば、円で支払った額より多く受け取りたいところです。
しかし、為替の変動を正確に予測できるものではありません。
為替差損を出さないようにするには、短期的だけではなく長期的な視点を持つことも重要なことでしょう。

外貨建資産の持ち方

円高・円安、為替リスクなど考えるとイヤになりますが、高金利や為替差益には魅力を感じますね。
外貨をうまく利用するにはどうしたらいいでしょうか。

長期運用

外貨を保有する時は、長期的な視点で考えましょう。
その理由は、為替レートの変動があるからです。
短期間でみると、上がったか下がったかのどちらかになりますが、長期的にみていけば下がったものもまた上がるからです。
為替変動に一喜一憂せずにじっくり長い目でみることが大切です。

分散投資

・通貨の分散
一国の通貨だけでなく、複数の国の通貨を保有することで、資産価値の目減りを抑える効果を期待できる方法です。通貨によって変動の時期が違っているからです。

・時間の分散
金融資産を一度に買い付けず、時期を分けて買い付けることで購入時の単価を平準化させる方法です。

・資産の分散
運用を一種類の資産に限定せず、値動きが異なる資産を組み合わせて運用することで、経済環境の変化による資産価値の変動リスクの軽減をはかる方法です。

外貨建金融商品

最後に生命保険を利用した外貨建金融商品をご紹介します。

外貨建個人年金保険

外貨で運用する個人年金保険なら、外貨の金利情勢に応じてお金を増やしながら、為替の効果を期待する運用を行うことができます。

将来のために増やすもの、定期的な収入として使えるものなど、目的に合わせて選べます。

外貨建終身保険

長期で保有する終身保険なら、外貨建商品もバランスよく組み合わせて資産形成を行いながら、生涯続く保障を大切なご家族にのこすことができます。

外貨建終身保険〈一時払いタイプ〉

ご自身のために受け取りながら、万が一の際には大切なご家族のための保障を準備することができます。
積立タイプと定期支払タイプがあります。

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